「”離婚歴のあるバツイチ”っていうだけで、なんだか罪悪感があるのよね……」
中学生の一人娘を連れてシングルマザーとなった筆者の友人は、ふとした時によくそう漏らしていたものです。
彼女曰く、「一度結婚に失敗したってことは、なんだかそれだけで人生にキズがついた女って感じだし、人からもそう見られているのかと思うと気がひけるのよね……」とのことでした。
でも、今や婚姻カップルの3割以上が離婚する世の中です。
聞けば、彼女の娘のクラスメートの中にも、離婚してシングルマザーやシングルファーザーになった人たちが、何人もいるというではありませんか?
結局、今やバツイチであることを罪悪感に感じる必要なんて、まったくないわけです。
ましてや婚活の場ともなれば、バツイチにはむしろ、バツイチである皆さん自身は気づいていないメリットだってたくさんあるんです。
その証拠に、一般的には婚活成功への道が厳しいとされる40代の女性であっても、結婚相談所では初婚よりもむしろ、バツイチの40代女性の方がモテるのだそう。
このページでは、バツイチの皆さんが、バツイチであることに罪悪感を持ってしまう理由を究明。
さらに、バツイチになったことで得たメリットを知っていただくことで、
自信を持ってバツイチ婚活に取り組み、成功させるための情報を提供致します。
バツイチであることへの罪悪感はどこからくるのか?
バツイチになって以降、しばらくは離婚経験の辛さが忘れられず、次の恋愛にも臆病になっていたけれど、今はむしろこの先の人生を考えると、新しいパートナーを得て再婚したい。
でも、その一方で、どうしてもバツイチであることへの罪悪感が否めない……。
そんな皆さんが前向きにバツイチ婚活に取り組み、成功させるためには、
まずはしっかりとその罪悪感を克服することが大切です。
そこで、ここではまず先述した筆者の友人のシングルマザーの経験談に基づいて、
「バツイチであることに対する罪悪感はどこから来るのか?」
について、検証していきましょう。
1 「再婚してもまた離婚するのでは?という不安
「この人こそが生涯のパートナー」と信じて前妻や前夫と結婚。にもかかわらず、結局離婚してしまったことで、理由はどうあれパートナーへの思いを貫くことができなかった自分に、自信を喪失してしまったバツイチの方々は多いのではないでしょうか?
私の友人のシングルマザーの場合は離婚当時まだ中学生の娘がいたため、娘のためにも可能な限り離婚は避けたいと考えていました。でも結局、前夫との仲は戻らず離婚。当時、彼女はまだ32歳だったにもかかわらず、女性としての自信もすっかり失ってしまったのです。
それでも、離婚後数年が経過し、娘の高校のクラスメートの親の中に何人かいた自分と同じ立場のシングルマザーと友人関係になり、離婚や新たなる恋愛について話せるほど親しくなると、彼女にも再婚への気持ちが少しずつ芽生えてきました。
ただし、相変わらずバツイチであることへの罪悪感は消えなかったため、「だったら自分と同じバツイチ男性なら、罪悪感を感じる必要がなくていいんじゃない?」ということで、彼女はシンママ友だちから聞いた「マリッシュ」というアプリを使って、再婚に向けた”お相手”探し始めることに……。
でも、当初彼女は「マッチングアプリというと、遊び目的の会員が多いのでは?」と、正直、あまり良い印象を持っていなかったと言います。
それでも、調べてみるとマリッシュはシンママ友だちが言う通り、バツイチ会員への優遇制度がある上、「真剣に再婚したいグループ」などのコミュニティーがアプリ内に作られていて、再婚への真剣度が高い会員が数多くいることが確認できたのです。
そこで、彼女も入会を決意。バツイチ婚活ツールとして安心して利用し始めました。
マリッシュを詳しく見る*上記、マリッシュの説明文の中に特定の「県名」が出てくる箇所がありますが、全国展開のサービスため、どなたでもご利用いただけます。
ちなみに、彼女は他にも「バツイチ婚活に便利なマッチングサイト」を見つけて並行活用。そうすることで、効率的なバツイチ婚活に取り組むことができたのだそう。
<他にもある! バツイチさんが真剣に婚活できるマッチングサイト>
・「バツイチ婚活専用ページ」があって再婚活に便利な「エキサイト婚活」
・「4人に一人」の会員が再婚希望者の「youbride」
*上記マッチングサイトの説明文の中に、特定の「県名」が出てくる箇所がありますが、いずれも全国でのサービス展開のため、どなたでもご利用いただけます。
2 「恋愛」・「異性」に対して抱く不信感
シンママ仲間から勧められてマリッシュ・エキサイト婚活・youbrideなどのマッチングアプリに登録するまでは、再婚はおろか恋愛そのものに対する不信感すら持っていたと言う筆者の友人のシンママ。
彼女は、「この人こそが自分にとっての人生のパートナーだ」と信じて結婚した相手と離婚してしまったことで、自分への自信をなくす一方、「結婚前は、あんな人ではなかったはずなのに」という前夫への不信感をずっと抱いていました。
でも、マッチングアプリに登録したことによっていろいろなタイプの男性と知り合うことができ、同じ異性であっても「結局はその人次第なんだな」という当たり前のことを、今更ながら身にしみて理解できたと言います。
3 すでに婚活年齢を超えてしまったのでは?という落胆
友人がシンママになったのは32歳の時。にもかかわらず、彼女は「もう私なんかに興味を持ってくれる男の人なんていないんじゃないかと思う」とよく言っていました。
その時、私や私以外の彼女と同い年の友人3人は皆独身。「そんなことを言われたら、まだ一度も結婚をしたことのない私たちの立場はどうなるの?」と、冗談半分に彼女に抗議したものです。
でも、今思えばこの彼女の発言はまさに、自分への自信喪失や、前夫への不信感が拭いきれていなかったことからきていたのでしょう。
そんな彼女もその5~6年後、バツイチであることに罪悪感に感じることなく”お相手”探しができるマッチングアプリを活用してバツイチ婚活をスタート。40代になってすぐに、めでたく再婚をはたしました。
4 「バツイチの自分をあえて結婚(再婚)相手として選ぶ人はいないだろう」という思い
筆者の友人はバツイチであることに加え、娘を持つシンママだったため、バツイチであることに対する罪悪感のほか、子どもがいることにも引け目を感じていました。

そのせいで、シンママ仲間に勧められてバツイチ婚活をスタートさせる気持ちにはなったものの、シンママである自分が婚歴のない男性を婚活対象として見るのは、たとえ同い年や自分より年上の男性であっても、申し訳ないような気持ちになっていたようです。
「でも、相手が自分と同じバツイチなら、少しは楽な気持ちで婚活できるんじゃない?」とシンママ仲間に言われ、「それもそうだな」とバツイチ同士が出会うチャンスに恵まれるマッチングサイトをピックアップ。
実際にバツイチ婚活をスタートさせてみると、予想以上にバツイチであることへの罪悪感を忘れて婚活に取り組めたようです。
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5 前妻、前夫への後ろめたさ・新たな交際相手への申し訳なさ
友人のシンママが再婚に向けてのバツイチ婚活はおろか、一般的な恋愛にすら臆病になってしまったのは、「自分だけが再び幸せになっていいのか?」という前夫への後ろめたさがあったことが原因でした。
また、もし新たな恋愛をしたとしても、バツイチである自分と付き合うことで「交際相手の世間体が悪くなる」ことへの申し訳なさもありました。
でも、彼女曰く、「後から思えば、あれはなかなか次の恋愛に踏み出すことのできない自分への言い訳だった」と言います。
そもそも、まずは自分が幸せにならなければ娘を幸せにすることもできない。なのに、「前夫や交際相手への思いを言い訳にして、前に進まないのは大きな間違いだ」と気付いたことで、次の一歩に踏み出せたのだとか。
確かに、まだ付き合う以前に出会ってもいない交際相手の世間体を気にするのは行き過ぎでもあり、自分に自信を持つことができない自分への言い訳だったのでしょうね。
6 子どもを持つバツイチのため、再婚相手に養育費などの負担をかけてしまう
自分が再婚することで、再婚相手と前夫との間の娘が養子縁組をするとなれば、前夫からの養育費が減額される。つまり、再婚相手に自分とは血の繋がらない子どもの養育費を負担してもらうようになることに、友人のシンママはやっぱり罪悪感を抱いていました。
でも、ことそのことに関しては、友人である私やその他の友人仲間が「いくら前夫との間の子とはいえ、あなたと一緒にあなたの子どもまで愛してくれるつもりのない男なら、そもそも再婚相手としての価値はない!」と彼女を説得。
彼女もそれには納得したようで、そういうつもりで”お相手”探しをして、現在の再婚相手と出会いました。
逆に、元妻が引き取った子どもに養育費を支払っているシンパパの場合も、それを了解した上であなたとの再婚を望んでくれる人こそが、あなたという男性のすべてを受け入れてくれる”人生のパートナー”と言えるはずです。
今時は婚活パーティーなどでも「バツイチ&バツイチ理解者」などの企画を定期的に開催しています。また、コロナ禍の今は、リモートで自宅から手軽に参加できる「オンライン婚活パーティー」なども開催されているため、たとえ子どもがいても、子どもの預け先を探す必要もなくて便利ですよ。
7 もう二度と離婚を繰り返したくないという恐怖心
たとえバツイチ婚活への気持ちが募ってきても、友人のシンママをすんでのところで引き留めてしまっていたのは「もう二度と離婚したくない」という思いでした。
結婚生活が上手くいかなくなってから夫婦間に日々漂うようになった不穏な空気の辛さ。いざ離婚が成立するまでに受けた数々の心労。離婚後に子どもと二人きりになってからの寂しさなどが、時として彼女の心に蘇り、その都度、「もう二度とあんな思いは味わいたくない」という思いが込み上げていたのです。
でもそんな時、彼女にバツイチ婚活を勧めたシンママ仲間の中で、彼女よりも先に幸せな再婚をすることに成功した女性はアドバイスをくれました。
「そんな時はむしろ離婚した理由を突き詰めて考えることで、再婚相手に対してどうしても譲れないポイントを明確にするといいわ。それをバツイチ婚活に活かしたら、きっと二度と失敗しない幸せな再婚ができるから!」と……。
「なるほど!」と納得した彼女は、マッチングアプリのプロフィールを記入する際も、正直に「”お相手”に対して譲れないポイント」を記入していたのだそう。
そのおかげで、お付き合いを始めた”お相手”にどうにも譲れない不満を持ったり、それが原因での仲違いをすることなど一切なく、彼女は効率的なバツイチ婚活ができたと実感していました。
肩身がせまいのは自分だけ? バツイチの裏にあるメリットを知ろう
先述の7項目を含む何らかの理由によって、バツイチであることを罪悪感として受け止めている皆さま。以下の内容を読んでいただければ、もうそんな必要はなくなります!
これからは自信を持って、バツイチ婚活に取り組んでくださいね。
Merit 1 初婚でないからこそ、恋愛・結婚に対して余裕が持てる
離婚によって辛い経験をして傷つき、バツイチであることに罪悪感すら持つ皆さんでも、一方でその経験は確実に身になっています。
少なくとも一度は恋愛や結婚をしているからこそ、ちょっとくらい辛いことや思い通りにならないことがあっても、「まあ、こんなものかな」と、ある程度大きく構えていられるはず。
そんな風にして自分でも気づかないうちに、バツイチ女性は彼氏や夫のだらしなさへの許容範囲を広げていたり、バツイチ男性は彼女や妻から言われるお小言の”良い意味でのかわし方”などを身につけていたりするものです。
もちろん、バツイチの誰もがすべてのことを経験しているわけではありませんし、許容できることとできないことは人それぞれ。ですから、「パートナーに対してどうしても譲れないこと」については、前述の通り前もって見極めておくのが正解でしょう。
それでも、そういう術を身に付けていない初婚の男女に比べたら、バツイチの方がずっと有利ですよね?
Merit 2 結婚への過度な期待がない分、冷静な”お相手”選びができる
バツイチ男女は結婚、離婚を経験したことで、結婚生活の現実を知っています。どれだけ好きでも100%気持ちが通じ合うパートナーもいなければ、いつ何時でも美しい妻や、どんな時でもカッコよく頼りになる夫もまずいないことを知っているのです。
そればかりか、結婚生活を維持していくためには、”とにかく好き”という気持ちよりもむしろ、「生活を共にするための価値観の一致」・「少しくらい気に入らないことがあっても、お互いの性格を受け入れる力」・「互いの生活態度を許容できる心」などが重要なことを心得ているはずです。
ですから、本気で再婚を望むバツイチの男性や女性なら結婚生活への過度な期待は抱かず、「とにかく情熱的に愛することができる”お相手”」よりも、「人生を共に生きていくためのパートナーが欲しい」という価値観で冷静な”お相手”選びができるのです。
Merit 3 パートナーに過度な期待をかけず、自ら率先して動くことができる
初婚当時は、前妻や前夫に理想のパートナーを求めていたため、相手のしたことに不満があるとついつい直接文句を言ったり、ストレスを感じていたバツイチさんも多いはず。
しかも、それが原因で結局パートナーと喧嘩になって、二人の関係性を悪くしていたのではないでしょうか?
でも、バツイチになった今なら、たとえパートナーにちょっとした不満があっても、「下手に口にしてお互い嫌な気持ちになるよりも、自分で率先して動いてしまった方が早いし、気分を害さずに済む」ことがわかっているはず。
また、それで不満が収まらなかったり、「パートナーを甘やかしすぎるのはどうなの?」と思えば、相手の機嫌を見計らってさりげなく注意する、といった「裏技」も身に付けていることに違いありません。
バツイチになったことで、そんな風にしてストレスを溜めることなくパートナーへの気遣いができる皆さんは、きっと再婚生活を上手に続けていけることでしょう。
Merit 4 相手の気持ちを推し量ることで、さりげなくパートナーをサポートできる
離婚の原因を考えてみるに、前妻や前夫が病気や仕事のストレスなどを抱えて苦しんていたにも関わらず、自分のことで手いっぱいだった。また、忙しさにかまけて相手に寄り添うことをしなかった、などの点に思い当たるバツイチさんも少なくないのではないでしょうか?。
でも、バツイチになった皆さんなら、仕事や育児などでどれほど忙しくても、慰めたり励ますことで精神的に寄り添う。あるいは、不安を抱える相手の話を聞くだけでも、それがパートナーにとってどれほど心強いサポートになるかを知っているに違いありません。
一度経験、失敗しているからこそ改めて気付き、気遣えるようになっていることはたくさんあるはず。また、たとえ夫婦になった後でも、「褒められて嬉しくない夫や妻はいない」ことも、結婚生活を営んだ経験のある皆さんならよくわかっていることでしょう。
「人は感情の生き物」です。バツイチの皆さんだからこそ自然にできる、ちょっとした相手への気遣いや思いやりさえ忘れなければ、きっと驚くほど簡単に、再婚生活はうまくいくのではないでしょうか?
中でも、お互いに共感できるところが多いバツイチ同士のカップルなら、上手くいくことも多いようですね。

Merit 5 子どもの扱い方で”お相手”の「人となり」が測れる
これは子どもを持つバツイチであるシンママ・シンパパに限っての話ですが、自分の子どもに対する”お相手”の態度を見ることで、その人が自分の子どもの良き母親、もしくは良き父親になってくれるかどうかの可能性が測れます。
初婚であろうがバツイチであろうが、子どもを持ったことのない人の中には、子どもの扱いに慣れていない人も多いでしょう。
でも、子どもはあなたも知ってのとおり正直なもの。ですから、自分の子どもの反応を見れば、「”お相手”が誠意を持ってあなたの子どもを大事に扱ってくれているか」や「本気であなたの子どもと仲良くなりたいと思ってくれているか」などはすぐにわかるはずです。
ところで、バツイチ男女が確実、かつスピーディーに再婚を目指すなら、自分専任の婚活アドバイザーが二人三脚体制で再婚へと導いてくれる結婚相談所がオススメと言われます。

コストを抑えた結婚相談所でのバツイチ婚活なら、
そして、結婚相談所の婚活アドバイザーがシンママやシンパパに決まってアドバイスするのが、「子どもの親としてどうか」という点だけでなく、「自分にとって、生涯共に生きていける人かどうか」をしっかりと見極めるべきということです。
子どもが巣立った後に残るのは「夫婦」ですから、これは確かに非常に重要なことですよね。

まとめ
離婚してバツイチになったことを、ついつい罪悪感に捉えてしまっているバツイチの皆さんには、先述した「バツイチになったからこそ身につけたメリット」がたくさんあります。
とはいえ、「メリットばかりを並べられても、なんだか素直には受け入れられない」というバツイチの方の場合は、まず、「自分はバツイチのどんなところに罪悪感を持っているのか?」を紙に書き出してみるのがオススメです。
その上で、その一つひとつの罪悪感に対する対処法を丁寧に考えていけば、これまでは心の中だけで堂々めぐりになっていた罪悪感を客観的に捉えて消化できるようになりますよ。
そうすることで気持ちが軽くなり、前向きにもなれるのです。
あとは、バツイチであることのメリットを前向きに捉え、バツイチ婚活に取り組む際の「武器」と考えましょう。
そんな風にして前向きにバツイチ婚活に取り組むめば、その先にはきっと幸せな再婚が見えてくるはずです。